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主に長編BL小説置き場です。BLの意味が分らない、または嫌悪感がある方は速やかにブラウザバックでお願いします。

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放置プレイですみません><;;;

今晩は、お久し振りです^^;

広告が表示されていて、もう一ヶ月以上放置していた事に気が付くダメっぷりで、本当に申し訳ないです><

これからは更新頻度がぐんと下がると思いますが(書き溜めたものも底を尽きたので)読んで頂けたら幸いです。

作者自体、この話の終わりが見えていないので(正確には終わりは見えているんですが、キャラがどう動くかがまだハッキリ見えていないのが現状です)ものすごーくまったーりお付き合い頂ければ、と思います^^;

では、涼太編、――いつまでも ずっと―― 一話目の再開したいと思います。

それとは別に、小説家志望の方で最近書いたSSを、おまけとして載せておきます。
ちょっと簡単に説明させて頂きますと、同士の方が月ごとに決まったお題を提示されまして、それに沿ったSSを書くというものです。
詳しくはリンク先の「萌えろ! 不女子」のカテゴリの「お題」に掲載してますので、良かったら覗いてみてください^^


それでは、おまけSSをどうぞ~^^*


**************************************

 ――夢でも――  


 
 愛しい相手が微笑んでいた。
 ずっと逢いたくて、逢いたくて――だけど、その願いは叶えられないと思っていた。
 嬉しさが溢れ出し、俺は駆け出していた。
「……涼太」
「お帰り、隼人」
 真っ黒な瞳で見上げるその頬に触れようとして、目が覚めた。
 何の変哲も無い無機質の天井が目前に広がる。
 ――夢、か……。
 俺は落胆の息を漏らし、ゆっくりと周りを見回した。
 またどこかのホテルに移動させられたのだろうか、眠りに堕ちる前とは部屋の様子が違う。
 そしてまだ人の温もりが残ったシーツの隣に、奴の姿は無い。
 安堵の息を漏らし、思うように動かない身体を必死に動かして、上体を起こした。
 すっかり伸びきった髪が邪魔で仕方が無い。俺はその邪魔な髪を耳にかけて小さく息を吐く。
 開け放たれた窓からそよぐ風が、カーテンを揺らしている。
 ぼんやりとそれを眺めていたら、ドアをノックする音が聞こえた。
 返事なんかしなくても、あいつは勝手に入ってくる。ドアノブがガチャリと音を立てた。

「あ、起きたんだ……じゃなくて、起きたんですね? 桜井様」
 花瓶から溢れるほどの真っ赤な薔薇を抱えながら、坂上はそれをサイドテーブルに置いた。
 むせ返るほどの匂いに、吐き気すら催す。思わず手で口と鼻を覆った。
 俺のそんな態度を気にもせず、坂上は口を開く。
「吉岡様は、もう日本に戻られましたよ。代わりにこれをって」
 こいつと話をするのさえ忌々しい。
 あの吉岡とどんな関係か知らないが、陳腐な主人様ごっごもいい加減にして欲しいものだ。
「……要らない」
 一言話して、俺はまたベットに横になった。
 たった数分、起きているのさえ辛い。じっとりと嫌な汗が額を伝う。
「そんな我侭、言わないで下さいよ。せっかく吉岡様が用意してくれたのに」
「……あいつが帰ったんなら、そんな気持ち悪い言葉使いするなよ」
 坂上はフと鼻で笑い「それもそうだな」と呟いた。
「なぁ、桜井。折角、晃さんが用意した花だ。見るくらいしてやったらどうだ?」
 あの吉岡が用意したと思えば、余計に気分が悪くなる。
 そう思いながら返事をせずにいると、坂上は舌打ちした。
「あのさぁ。お前、自分の立場分ってんの? あんまり酷いとさ、キタローがどうなるか知ってるよな?」
 坂上の言う『キタロー』――俺の恋人だった涼太の事だ。
 坂上と俺と涼太は、高校で最初の一年だけの同級生だった。『キタロー』は片目だった涼太に付けられたあだ名だ。
 涼太と俺は十年という歳月を経て、事故で逝った妹に説教されてやっと互いの気持ちに気が付き、それから付き合うようになった。
 だが二人でいた幸せな時間は、吉岡晃という俺の上司だった、いかれた狂人によって引き裂かれた。
 吉岡は坂上とは、どうやって知り合ったかなんて知らないが、変な巡り会わせで再会する事となった。涼太の事を馬鹿にしていたこいつとは、出来れば一生会わなくても良かったくらいだ。

 坂上は大きな溜息をわざとらしく吐き、言い放つ。
「晃さんも、どうして桜井なんかに入れ込むかなぁ」
 それは俺が聞きたいくらいだ。
 俺を薬漬けにして、坂上を下僕のように扱い世話をさせるなんて、全うな人間のする事じゃない。
 そんな奴に見初められるなんて、涼太がいなかったら今すぐにでも命を絶ってしまいたいくらい、屈辱意外の何者でもない。
 拉致されてからもう、どれくらい経っただろうか。薬のせいで記憶が曖昧だ。
 それにしても吉岡は、何の目的で坂上を囲っているのだろうか。俺だけがいればいいと常々口にする吉岡の思考回路が、全く理解出来ない。 
「お前がいるのにな」
 疑問が口を付くと、坂上の顔色はみるみる赤く変化して行く。
「うるせぇ! 俺だってそうなれば良かったと、何度思ったか分んねぇよ!!」
 嫉妬に歪んだ顔を向けて、花瓶の薔薇の花を数本握ると、俺に投げつけた。それでは気が済まなかったのだろう、更に言葉を続ける。
「お前はいいよなっ!! 何もしなくてもただ居れば良いんだもんなっ!! 俺だってもっと綺麗に産まれてたら、こんな惨めな思いなんかしなくても良かったんだっ!!」
 息を荒げ、その三白眼の瞳には薄らと涙を滲ませていた。
 だが同情なんて微塵も起きない。代われるものならいつでも代わってやる。そう言ってやろうかとも思ったが、ただ煩く吠え立てるこの男が、早く部屋を出て行けばいいと思っていた。
 布団に潜り込み、無視する事にした。その途端、体中が軋み喉が異様に渇き、そのうち悪寒が起きて全身がガタガタと震えだした。
 ――くそ、まただ。禁断症状が……。
 抑えられない発汗をどうにも出来ず、パジャマがじっとりと濡れてしまう。
 それに気が付いたのだろう、坂上は
「……今、打ってやるから。ちょっと我慢してろ」
 そう言って部屋を出て行った。
 
 もう絶望しかない。抗う事も出来ない――。

 涼太、お前はこんな俺を笑うだろうか。
 お前を護ろうとして、だらしなく堕ちた俺はもう、人としての尊厳すら失ってしまったようだ。
 
 それでも――――。
 お前に逢いたい。この手でお前を抱きしめたい。
 それがもう、叶わないと事だとは知ってる。
 だから夢でも、お前に逢えて良かった。
 約束、守れなくて……本当にごめんな、涼太。
 もうこんな俺の事は忘れて、幸せになれよ――――。

 
 FIN

**************************************


これはですね、隼人が拉致されて結構経ってる話になります。

話自体が痛いからでしょうかね、今までは割に感想をいただけたのですが、これにはコメントが主催者様しか入ってなかったというwww
まあ、単に私の筆力不足なんですがね。

ということで、楽しんでいただければ幸いです。

☆追記☆

そういえば、こちらには晃のイラスト載せてませんでしたね^^;
晃はこんな顔してます。

晃 画像

そしてこの頃の隼人はこんな感じになってます……。

隼人比較



あくまで私のイメージなので、お好きに想像して下さい☆
ではでは^^

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